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執筆者の写真BEING VALUE

次世代により良いものをつなぐ1

更新日:2023年8月16日



ビーイングバリュー経営を実践するための10の美意識

2021.07.07

「次世代により良いものをつなぐ」

~正解がないものに挑む力~

先日、ビーイング・バリュー協会で 栃木県佐野市の小学6年生を対象とした イノベーション授業を行う機会をいただきました。

対象は、次の時代を担う

小学6年生4クラスの子供たち。

授業のテーマは、 ズバリ、「正解がないものに挑む」

初日午後に2クラス、翌日午前中に2クラスと、 2日間にわたり、ガッツリ授業。

メインファシリテーターは、ゆうこりん。 (ゆうこりん、2日にわたりお疲れ様でした)

冒頭、正解がないことに挑むということを解説。 3×3は? 9 3+3は? 6 みんな、元気に答えてくれます。

これは正解がある問題。 正解がある問題で、正解をきちんと出す力は大切。 ただ、世の中は、正解があることばかりではない。 今日は、正解がない課題に挑む時間であることを宣言します。

スタートは、もちろん、5グランドルール。 さらに、正解がないものに挑む上での注意点を解説。

1時限目は、自分との対話。

イノベーション授業には、 イノベーションカードの出番です。

自分でテーマを決めて、カードの問いかけに対し、 書き出していく。 サッカーが上手になりたい。 テストで100点をとりたい。 弟とケンカをしないようにしたい。 それぞれが、テーマも自分で決めます。

ここで、早くも手が止まる子たちがいます。

自分で、問いを立てる力。 これ自体が、最初の関門になります。

小学生に対しても、容赦なく、時間をきる。 これが、ビーイングバリュー流。。

近づいて、ヒントを与える。 自分で決められず、 隣の子の課題を、そのままマネする子もいたりで、 なんとかセット完了。 あとは、イノベーションワールド。

大きくする小さくする。 起こってはいけないことは? 買ってみる。

カードを引きながら、次々と出てくる問いかけに、 思い思いに書き出していきます。

進めるうちに心の壁が取れて、 思いついたことを書き出すことに 躊躇がなくなってくるのが見ていてわかります。

最初は、テーマをあげるところで手が止まっていた子が、 夢中になって、鉛筆を動かし始めます。

子どもたちの中で、イノベーションが起きるのを 体感できる瞬間。

これ、ビーイングバリューワークの醍醐味です。 しびれます!!

ご両親が見たら、涙ものです。

2時限目は、チームの時間。

一つの課題にチームで対話に挑む。 もちろん、正解はありません。 付箋に書き出しては、模造紙に貼っていく。 大人のワークと、手順は同じです。

お題は、 スゴイスゴーーーイ学校をつくる など

-すべて書き出してみる。 宿題がない、ゲームがやり放題、 空飛ぶ教室、おいしい給食、、

-最も大切なことは?

自由。 (おいおい。そんなに自由がないんかい。)

最後に、チームで一つにまとめる。 同じこたえはありません。 それぞれが、正解がないことに対し、 自分たちで見つけたこたえです。

正解がないことに挑む力。 ビーイング・バリュー協会が 次の世代につなぎたい、最も大切な力です。

それでは、今日も素敵な1日を!

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